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「分からん・・・ただ爆弾をよけているときに奴等のいたあたりで爆発が起きていたな・・・
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ただ、よく見ている余裕はなかった・・・だからピーラくんがどうなったのかは・・・」
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しかし銀色の物体の編隊はどこにも見当たらなかった。
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「おじいちゃん!高度上げて!おじいちゃん!探してみようよ!」
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”夜”は離れた場所にあったがいつもの”夜”ではなかった。
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「そうだ。あの銀色の連中が爆弾を落としたせいで変形してしまったんだ。」
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”夜”の上部はえぐられたように変形し、部分的に角のように飛び出していた。
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「いったいどこへ連れていかれたんだ。まったく見当がつかん。」
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「おじいちゃん。ピーラのおばあちゃんのところにいこう。」
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「うん。そうだな。ピーラくんのことも心配だが、おばあさんにも時間があまりないんだな・・・
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「うん。アルメリアを早く届けなくちゃ。」テトムはうつむいていた。
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「いくぞ!テトム!」「うん。」機体は勢いよく加速していった。
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